こんにちは、セゾンハウス資産管理部です。

2026年・令和8年となりました。縁起の良い末広がりの八の年です。セゾンハウスは、賃貸住宅の管理を通して、皆様へ明るい話題がご提供できるような一年となるよう努めてまいります。本年もよろしくお願いいたします。

さて、繁忙期が目前となりました。退去連絡も出始めました。新規募集がスムーズに行えるように、今のうちから準備をしておきましょう。今回は、鍵交換で差がつく賃貸住宅の空室対策と差別化戦略についてお話しします。

首都圏では賃貸市場が成熟し、物件数が増え続ける中、「家賃を下げること」や「立地のよしあし」だけでは入居者に選ばれることが難しくなっています。入居者に選ばれる=差別化の中で、案外見落とされがちですが、効果あるものに鍵交換と鍵の防犯性能です。

内見時に、入居希望の方が無意識にチェックしているポイントが玄関の鍵です。いまどきの入居者は「鍵」で物件の管理レベルを見ているとも言えます。明らかに古い鍵を使いまわしている物件は、管理が甘い・悪い印象となりがちです。逆に安全性の高い鍵(ディンプルキー等)を採用している物件は管理意識が高いという好印象となります。「鍵」は目立たない設備ですが、物件全体の印象を左右するアイテムの一つです。

空室対策として有効な鍵交換の考え方としては、入居前交換を「標準対応」にするということです。「この鍵は、前の人が使っていたかもしれない。」という不安は、入居申し込みを遠ざける大きな要因です。賃貸物件は、様々な方が入退去を繰り返すので、鍵の複製などの危険性があります。「玄関の鍵は入居前に必ず交換する。」これだけで、安心感という付加価値が生まれ、ほかの物件との差別化にもなります。

ではここで、最もポピュラーな鍵の種類とそれぞれの特徴をお話します。


1. U9キー

鍵の側面がギザギザした形状で、『刻み』によって防犯性を高めているのが特徴です。他のシリンダーより、安価なためコストパフォーマンスにも優れています。注意点としては、鍵の差込口に裏表がある為、高齢者や視力低下している方には使いづらい可能性もあります。

2.ディンプルキー

こちらはU9キーに対して、『くぼみ』と『多層ピン』で鍵山はなく、より複雑な構造になっており、防犯性能もU9キーよりも高くなっています。また、裏表がないので高齢者や視力低下されている方でも、スムーズに開錠できるかと思われます。内部のピンが16本以上ある為、ピッキング防止にもとても有効です。

3.スマートロック(電子錠)

物理的な鍵穴への差込は不要で、電気の力で施錠を行います。遠隔操作やオートロック機能もついているタイプもあります。メリットは、鍵の携帯が不要ですので、紛失リスクがないということです。デメリットは、電子製品ですので、バッテリー切れや稀に故障することもあります。(故障時用の隠し鍵穴がついているものがほとんどです。)


一般的なシリンダー錠からディンプルキー・ダブルロックキー・スマートロックキー(電子錠)へ変更することで、同条件の競合物件と明確な差別化を図ることができます。特に単身の方・女性・子育て世代の方々からは、防犯性を重視という要望をいただきますので、選ばれる物件となります。

鍵交換は目立つリフォームではありませんし、写真映えもしませんが、確実に「選ばれる条件」になります。これからの賃貸経営は「安心・安全・快適」を提供できる物件が成功の要となります。防犯強化のための玄関鍵の交換は、低コストでできる空室対策としてぜひ戦略的に取り入れていきましょう。

入居者の方の安心・安全とオーナー様の満室経営の両立のために、今後もセゾンハウスは玄関鍵の交換を推奨してまいります。賃貸住宅の防犯のことで何かご不安がございましたら、セゾンハウスへお気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。


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