セゾンハウスの資産管理部です。
繁忙期も落ち着き賃貸物件ではあまり動きのない時期がやってまいりました。
こういったあまり動きのない時期に効果的な空室対策の1つがペット可物件です。
ペット可物件の需要は近年幅広い年代の間で増加傾向にあります。
ストレス社会の中でペットとの触れ合いが心身の癒しとなったり、
単身世帯や高齢者の増加に伴い、孤独感の解消や生活の質を向上させるために
ペットを飼育する人が増えています。
しかし、ペット可物件はオーナー様にとって様々なメリットとデメリットがあります。
そのため、物件をペット可にする際には、メリットとデメリットの両方を理解することが重要です。
メリット
①反響の幅が広がる
既にペットを飼育されている方は必然的にペット可物件の中で、
転居先を決めていただくことになりますので必然的に反響数が上がります。
②家賃の上昇
ペット可物件は現状あまり多くありません。ペットを飼育されているお客様にも
よくペット可の物件が少ないとのお声をいただいております。
ペット可にすることで物件の希少性が上がり、賃料も高めに設定することができます。
デメリット
①物件の損傷
ペットの飼育により壁や床にキズが付いたり、物件に汚れや匂いがついてしまいます。
退去後の原状回復費用が高くなりやすいので、敷金を多めにいただくことや事前の説明が必要です。
②クレームやトラブル
ペット飼育により鳴き声や足音によって、クレームが発生する場合がございます。
ペットを飼育可にする際は飼育される方にクレームを減らせるよう、
ペットが過ごすスペースに、マットを敷いていただくことや躾を行っていただくことが必要です。
私個人としてはペット可物件で肝要なことは、お客様とのコミュニケーションだと思っております。
ペットに関する条件や何かトラブルがあった際の対策等をしっかり説明することで、
未然に防げるトラブルも多いかと思います。
セゾンハウスではオーナー様、入居者ともに満足できる満室経営を目指していきます。
セゾンハウス資産管理部 T・I