こんにちは。
セゾンハウス資産管理部です。

今年も残すところわずかとなり12月を迎えました。

年末にかけて忘年会などのイベントが増える時期ですが、
感染症も流行しておりますので体調を崩されないようご自愛ください。

さて、セゾンハウスでは今年一年の感謝を込めて、
お世話になっているオーナー様へご挨拶を行なっております。

お伺いした際には、今年の振り返りと
今後の賃貸経営についてお話を伺っています。

賃貸経営において、一年の収支と入居状況を
振り返ることは非常に重要な作業です。

1. 帳簿・領収書の整理(確定申告の準備)

  1. 家賃収入の記録
  2. 経費の整理(修繕費用・管理委託費用・火災保険)
  3. 現金出納帳・仕分帳の確認

2.固定資産税の確認

  • 来年度の評価通知
    (「固定資産税の計算に使う土地・建物の評価額をお知らせする通知」のこと)を確認
  • 不動産の評価が大きく変わっていないかチェック

3.借主(入居者)情報の確認

  1. 長期滞納の有無
  2. 更新契約の時期

4.建物の点検

  1. 共用部(エントランス・廊下・ゴミ置き場・駐車場など)の清掃状態を確認
  2. 設備(共用部の照明・ポスト・エレベータなど)の点検
  3. 給排水・ガスなどの設備(給排水管・ガス給湯機器)点検
  4. 各種設備の法定点検(消防点検・水質検査・建物点検・エレベータ点検など)

5.保険契約(地震保険・火災保険)の見直し

などなど・・・。

賃貸経営は本当にたくさんの確認事項があることがわかります。
資料の整理・建物の確認・設備の確認と盛りだくさんですね。

また、このように賃貸経営を振り返ることは、大きなメリットがあります。
賃貸経営を健全化するタイミングでもあります。

一つ目は、節税対策です。

青色申告特別控除の確認を行うことで翌年の課税額が大きく変わることがありますが、
これは12月中にやらないといけません。

年間の修繕費をまとめることで、今年度中に設備(エアコン・給湯器)などの入れ替えを行ったり、
共用部修繕の前倒しを行ったりすることで、支出の調整を行うことが可能です。

二つ目は空室対策です。

年末に空室がある場合や来年の退去予定がある場合は、この時期に対策を行うことは、
絶好のチャンスです。来春の繁忙期(1月から3月)に向けて募集の整備を行いましょう。

例としては、設備の追加(無料Wi-Fi・宅配ボックスなど)や適性賃料の査定など、
余裕を持って行うことができます。

このように、節税対策や空室対策を年度末に行うことが、
来年の収益を伸ばすことにつながります。


ここまでで、年末に一年の振り返りを行っていただくことはメリットがたくさんありますが、
オーナー様が一人で行うには大変な作業量になります。

ところが、セゾンハウスで管理を行っている物件は、
このような振り返り作業が簡単に行えます。

というのは、月ごとに報告書で収納家賃一覧と
共用部の目視報告書や法定点検のご案内を行っているからです。

弊社がこの時期にご挨拶に伺うのは、オーナー様にとって、
改めてご所有の不動産について深く考え、
将来を見据えた対策を練る機会になれば、と考えているからです。

また、年末年始は、ご家族全員で集まり、
ゆっくりと過ごす機会が増えることと思います。

賃貸経営は、一般的に長期間にわたり行う場合が多いです。
年度末こそ、不動産の状況や今後の戦略について振り返りを行うことが必要です。

「建物の修繕はいつ行うべきか」「空室対策はどうすればいいか」
「次の一手をどう打つべきか」など、不動産の活用に関するお悩みは尽きないものです。

もし、現在のご所有不動産の活用方法や賃貸経営について
お悩みの方がいらっしゃれば、是非この機会に弊社にご相談ください。

セゾンハウスは、オーナー様の状況に合わせた最適なプランをご提案させていただきます。

セゾンハウス資産管理部 T・I