こんにちは、資産管理部です。
賃貸住宅における騒音苦情は、管理会社に寄せられる相談の中でも特に多い内容の一つです。以前はテレビの音や楽器演奏、子どもの足音などが主な原因でしたが、近年は新たな傾向として「オンラインゲームによる騒音」の相談が増えています。
オンラインゲームの普及により、夜間や深夜にボイスチャットを利用しながらゲームを楽しむ方が増えました。本人にとっては通常の会話のつもりでも、ゲーム中は興奮して声が大きくなりやすく、笑い声や叫び声が隣室や上下階へ響いてしまうケースが少なくありません。

先日、当社が管理するアパートでもこのような事例がありました。
2階にお住まいの入居者様から、「深夜0時を過ぎても隣の部屋から大きな話し声が聞こえ、眠れない日が続いている」とのご相談をいただきました。当初は友人を招いているのではないかとの話でしたが、詳しく状況を確認すると、ほぼ毎晩決まった時間帯に発生していることが分かりました。
聞き取りを進めたところ、原因はオンラインゲーム中のボイスチャットである可能性が高いことが判明しました。
そこで対象の入居者様へ直接的な指摘ではなく、「近隣から生活音に関するご相談が寄せられています」と丁寧にお伝えし、深夜帯の声量やヘッドセット利用時のマイク設定などへの配慮をお願いしました。
すると後日、その入居者様から「ゲーム中に声が大きくなっていたことに気付いていなかった」とのお話があり、その後は苦情も収まりました。苦情を申し出た入居者様からも「静かになって安心した」とご連絡をいただき、大きなトラブルに発展することなく解決することができました。
このようなケースでは、騒音を出している側に悪意がないことも多くあります。そのため、感情的な対応ではなく、事実確認を行った上で冷静に注意喚起することが重要です。
また、特に近年は在宅勤務の普及やライフスタイルの多様化により、音に対する感じ方もさまざまです。
「オンラインゲーム騒音」という新たな課題に対しても、入居者が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
セゾンハウス資産管理部 K・H

