こんにちは、セゾンハウス資産管理部です。
厳しい夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい秋がやってきましたね。

しかし、私たち管理会社の現場では、この時期になると増えてくる「入居者様からのSOS」に対応する機会が多くなります。

それが、「雨漏り」です。「梅雨時期ならわかるけれど、なぜ秋に?」と思われるかもしれません。

実は秋は、台風や秋雨前線などによる強い雨が増えるうえ、夏の間に受けた建物のダメージが表面化しやすく、雨漏りに注意したい季節の一つです。今回は、先日実際にあった事例を交えながら、秋に雨漏りが発生しやすい原因と、オーナー様に知っていただきたい対策についてお伝えします。


先日の現場エピソード

ある日突然の「天井からのシミ」

先日、築20年のマンションにお住まいの入居者様から、「激しい雨の後、リビングの天井にじわじわと黒いシミが広がってきた」とのご連絡がありました。すぐに専門業者とともに現地調査に伺ったところ、屋上の防水層自体には大きなひび割れは見当たりませんでした。

では、どこから雨水が侵入していたのでしょうか。
原因は、外壁の目地やサッシまわりを埋めている「コーキング(シーリング)」の劣化でした。

なぜ秋に雨漏りが発生しやすいのか?その理由は「夏のダメージの蓄積」と「秋特有の気候」にあります。

夏の猛暑と紫外線による「コーキングの劣化」

今年の夏も厳しい暑さが続きました。外壁や窓まわりのコーキング材は、直射日光や高温にさらされ続けることで、徐々に劣化し、弾力性を失っていきます。硬化したコーキングは、やがて「ひび割れ」を起こしたり、建物との間に隙間が生じたりすることがあります。こうした小さな劣化が、雨漏りの原因となるケースがあります。

台風や秋雨前線による「横殴りの雨」

夏の間に劣化したコーキングの隙間に、秋の台風や強風を伴う雨が吹き付けます。通常の雨であれば下へ流れ落ちる水も、強風によって外壁やサッシまわりの隙間から内部へ入り込み、雨漏りにつながることがあります。雨漏りを「一時的なもの」と考えて放置してしまうのは危険です。

雨水の侵入が続くと、建物内部の木材が腐食したり、カビが発生したりする可能性があります。また、カビや湿気などによって入居者様の生活環境に影響が生じるケースもあります。さらに被害が広がれば、退去による空室リスクや、大規模な修繕が必要となる可能性もあります。

「雨漏りかな?」と思った段階で、早めに点検・対応することが大切です。こうした症状を定期的にチェックし、必要に応じて修繕しておくことが、結果として大切な資産を守り、将来的な修繕コストの抑制につながります。

「うちの物件は大丈夫かな?」と少しでも不安になられましたら、いつでもお気軽に弊社までご相談ください。これからも、大切な物件を長く守り、満室経営をサポートするパートナーとして日々努めてまいります。

セゾンハウス資産管理部 K・H